バレンタインのマリオネット
今年もこの日がやって来る。
世の女子達が市販されているチョコレートを溶かし、型に入れただけの物を手作りと言い張り、男子に渡すバレンタインデーという日だ。
手作りというのならカカオ豆から作ってみろ、と言いたいものだ。
バレンタインデーにチョコを渡すというのは日本独自の文化みたいだ。
欧米では花束やお菓子などを送るのが一般的らしい。
チョコレート業者がキャンペーンを行ったのがチョコを渡すという文化の始まりらしい。
ちょっと前はクリスマスと思ったら今度はバレンタインだ。どいつもこいつも浮かれている。
ハロウィン、クリスマス、バレンタインなどイベントごとによく盛り上がれることだ。
そしてイベントごとにどうでもいい写真をインスタにアップしている。
バレンタインなので #チョコレート作り #友チョコ #ビターにした などこんな奴ばっかりだ。
こいつらがチョコを大量に買ってくれるので、業者は大儲けだろう。
そしてどのメーカもバレンタイン商戦でしのぎを削るだろう。
だが消費者にとってはどうせ溶かすものなので、チョコ自体の味は関係ない。
そこで出てくるのが広告代理店だ。いい商品が売れるのではなく、宣伝がうまい商品が売れるのだ。
消費者達はうまく操られている。物が良くなくても宣伝が良かったら買ってしまう。
バレンタインに限ったことではないが、世の中はそうやって回っている。
人気のあるタレントを起用することによってうまく消費者の心理を操っている。
うまいキャッチコピーで惹かせている。
浴びるほどおいしいチョコ!
こんな宣伝じゃ誰も買わないだろう。
バレンタインに浮かれてチョコを消費する者たちは広告代理店のマリオネットなのかもしれない。
さて今日の映画です。バレンタインも近いので恋愛映画です。2014年の作品
「きみといた2日間」です。
- あらすじ
主人公は婚約者と別れてから、家に引きこもって毎日ぼーっと過ごすだけ。医大を出ているのに仕事もせず、ルームメイトにも呆れられるようなひどい生活をしていたが、気晴らしに出会い系にチャレンジすることを決める。
真剣な相手ではなく一夜だけという考えで、自らランダムにメッセージを送信。すぐに返信が来た男と、お互いのことを何も知らぬまま一夜を過ごすことに。翌朝、家を去る時にちょっとしたことで口論になり気まずくなるが、大雪のため外に出れない。最悪な状況だが、仕方なくもう一日時間を共にする。
- 感想
リブートされたファンタスティックフォーに出てたマイルズ・テラーが出てたので気になって観ました。
純愛系なのかなと思ってましたが、冒頭から出会い系に登録するシーンから始まってなかなか面白かったです。
雪で出れないので男の家で過ごすシーンがメインになっていますが、そのやり取りもコメディ要素が多くてよかったです。
- 予告
以上です。